ご依頼の経緯
今回のご相談は、旅行業を新たに始めたいと考えていた経営者様からいただいたものです。
旅行業登録の手続きを依頼できる行政書士を探されていたものの、地域では対応している先生が少なく、なかなか相談先が見つからずお困りでした。
そこで、司法書士の先生から「旅行会社出身の行政書士がいる」とご紹介をいただき、当事務所にご連絡をいただきました。旅行業の実務経験を活かせることから「ぜひお願いしたい」とご依頼いただくこととなりました。
解決方法
まずは旅行業登録に必要な要件を確認し、特に旅行業務取扱管理者の専任や財産的要件の整備について丁寧にチェックしました。
そのうえで、事業計画や資本金の確認、定款内容など、登録に必要な資料を経営者様と一緒に準備しました。
さらに、愛知県へ届出を行う前に必要となる旅行業協会での入会手続きもサポートし、協会との面談には同行して不安を解消できるよう支援しました。これらの準備を整えたうえで役所への事前相談を行い、提出までスムーズに進めることができました。
実務経験を踏まえたアドバイスを交えながら進めたことで、経営者様には「安心して任せられた」と喜んでいただけました。
旅行業登録は、単なる書類作成にとどまらず、旅行業務取扱管理者の配置や資産要件の確認、事業計画との整合性などの要件を満たす必要があります。
旅行業にはいくつかの種類があり、どの区分で登録するのか、また協会に加入するかどうかなど、検討すべき事項は多岐にわたります。そのため、経営者様にとっても判断が難しく、決断に大きな労力を要します。旅行業登録をご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください。
